こんにちは!フードクリエイター&美腸アドバイザーの本間みのりです(詳しいプロフィールはこちらから)。
挫折しない腸活ダイエット。今回のテーマは「腸のためにできるだけ避けたい食べ物」です。
白い食べ物には美味しいものが多いけれど・・・
先日主人の知り合いが、ご飯大盛のミックスフライ定食を食べながら、「白いものにまずいものはないですね」と言っていたそうです。
確かに、炊き立ての白米、焼きたてのパン、パスタにうどん、そして(白砂糖たっぷりの)ショートケーキやチョコレート・・・。
白い食べ物は、どれも美味しいものばかりですね。
私も、ご飯付きのエビフライ定食を食べる際、付け合わせにナポリタンスパゲティーやマヨネーズたっぷりのポテトサラダがついてきたり、デザートにアイスクリームがサービスされて、大喜びしていた時期もありました(もちろん今でも喜びます)。
でも、腸活の視点から見ると、「白いものに食べ過ぎて良いものはない!」という感じで、小麦粉や砂糖等の白い食べ物は、できるだけ避けた方が良いものなのです。
※ただし白い食べ物の中には、豆腐やヨーグルト等、特に避ける必要のない食べ物もありますので、全ての白い食べ物を避けるべきと言っているわけではありません。
まずは腸をキレイな状態にするのが大事
腸の働きをより良くするためには、発酵食品や食物繊維等、腸に良いものを摂るというは大事なことです。
ですが、実は、腸に良いものを摂る前に、腸にダメージを与えるものを摂らないようにしたり、老廃物を排出しておくなど、腸をキレイな状態に整えておく必要があります。
腸が汚れた状態になっていると、せっかく体に良いものを摂ったとしても、その良い成分を十分に体に取り込むことができなくなるためです。
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できるだけ避けたい食べ物
ということで、どのようなものを避けたらよいか。
腸を傷めたり、働きを悪くする可能性のある食品をご紹介します。
砂糖
砂糖は悪玉菌を増やす元となり腸内環境を悪くします。また、中毒性があり、血糖値も急激に上昇させますので、時間が経つとイライラして、また砂糖を摂取してしまうという悪循環にも陥ります。
精製された穀物(小麦粉・白米)
小麦粉や白米のように精製された穀物も腸を傷める原因になることがあります。
精製されることで食物繊維やビタミン・ミネラル等の栄養が少なくなり、糖質の割合が多くなっています。そのため、栄養価が低いにも関わらず、血糖値を急激に上げて、糖尿病や肥満を引き起こす可能性もあります。
食品添加物
少量であれば害はないとはいえ、摂り続けていると体に蓄積して腸にもダメージが生じることがあります。極力食品添加物の入っていない食品を選びましょう。
特に、少量であっても発がん性物質が含まれているものや、細胞膜を劣化させるもの(マーガリンなどに含まれるトランス脂肪酸)、保存料や乳化剤、人口甘味料、人工着色料が入っているもの等は避けたいです。
腸に悪い物を避ける方法
砂糖
甘いものを食べると心が満たされますし、煮物等多くの和食の味付けには砂糖が使われていますので、全く摂らないのは難しいところですね。
そこで、どうしても砂糖を使う必要がある時は、未精製でミネラル豊富な砂糖(てんさい糖、きび砂糖、黒砂糖)や、蜂蜜、メープルシロップ等天然のものを代用するのがお勧めです。
また、煮物は砂糖を抜いても意外と美味しいです。
さつまいもやかぼちゃ等、食材自体に甘味があるものは砂糖抜きでも十分甘いですし、野菜はじっくり蒸すと甘味や旨味が出てきます。さらに、味付けに酸味や辛味をつけたり、生姜や胡麻などの薬味を上手く使えば、砂糖がなくても大丈夫なことが多いですよ。
精製された穀物
穀物を全く食べなくなると、食物繊維やエネルギーが不足するので、穀物を抜くのではなく、白米や小麦粉の代わりに全粒穀物を摂るというのがお勧めです。
白米は玄米に変えられると良いですが、食べ慣れないうちは、白米と玄米を混ぜて食べたり、玄米をお粥にして食べるのもお勧めです。また、麦類や雑穀を混ぜて食べるという手もあります。
パンも全粒粉で作られているものにする。麺ならラーメンやうどんよりは、蕎麦にする。料理で小麦粉を使う場合も、全粒粉や玄米粉を使うと良いですね。
食品添加物
買い物する際にはラベルの原材料欄を見て、食品添加物の入っていないものを選びたいところです。とはいえ、日本の食品には食品添加物が入っているものが多いので、せめて、インスタント食品、食肉加工品、練り物、清涼飲料水等をできるだけ摂らないようにしたいですね。
そして、惣菜や冷凍食品などの加工された食品ではなく、できるだけお肉や野菜そのものを使った手料理を食べる方が良いですね。忙しいと毎日料理するのは大変かもしれませんが・・・。
腸活で悪いものを出す力を高めませんか
以上ができるだけ避けたい食べ物のご紹介でした。
これらの食品を極力避けて、腸へのダメージを減らすことが大切です。
とはいえ、砂糖、精製された穀物、食品添加物は、様々な食品に含まれているので、どうしても口に入ってしまうのが現実だと思います。
だからこそ、次のステップとして、腸や体に悪いものをしっかり排泄できるように、腸の働きを良くすることが大切です。
以前のブログでご紹介しましたが、水分や食物繊維をしっかり摂るというのも、そのための取り組みの一部です。
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